マウンテン・サイクリング バトゥール・トレイル (キンタマーニ高原コース)体験ルポ

ソベックサイクリング

マウンテン・サイクリング バトゥール・トレイル (キンタマーニ高原コース)体験ルポの説明

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以下内容は「上記内容と同じ」HTML版バージョンです(見やすい方をご覧ください)

 ◎ お迎え ◎
おはようございます。朝です。というか、早朝です。
ただいまの時間は、午前7:30で、ソベックのお迎えをお待ちしております。
しかしなんだか、乗り気しない曇り空です。雨も時間の問題で降りそうにしており、ちょっと憂鬱になってきました・・・。
と、そこへ、時間通りに車体に大きくSOBEKと書かれたソベックの車がやってきました。
「おはようございまーす!」と助手席から元気なスタッフの方が降りてきました。なんと、ドライバーさんだけでなく、ガイドさんも一緒に送迎車に同乗しているのですね、ソベックのサイクリングは・・・。
親近感の持てる印象のNATOさんは、日本語ができます。そのため、日本人のお客様に付くことが多いとのことで、今回は私どものガイドを務めていただくということなのであります。
「運ガ良ケレバ~・・・」というのが口癖なNATO氏。今日は、運が良い一日となるのでありましょうか。それにしても、誰から教わったんだ、その微妙なニュアンスの日本語・・・。

なんやかんやとNATOさんとおしゃべりしながら目的地に到着です。その間、雨がひと時降りましたが、結局は、晴れてくれました。あ~、良かったよ。

ちなみに雨の日ですが、ソベックではカッパをご用意いたしておりますので、そちらをご利用頂き、中止とはならず、催行となります。

到着した場所は、そう、キンタマーニ高原であります。
サヌールから、ウブドのソベックのオフィスを経由して、およそ1時間30分程度のドライブでありました。
 ◎ モーニングティーサービス ◎
モーニングティーのサービスがございます。コーヒー、紅茶、バリニーズスイーツ、フレッシュフルーツなどが用意されていおります。

しばし、のんびりとお食事をいただきました。

お食事を終えて、レストランを後にしようとしていると、いかにも良く漕ぎそうな風貌の欧米人の方々大挙して続々とやって参りました。
『ヌヌッ、負けてられへん!・・・あああ、でも負けるかも・・・(涙)』 と秘かにレースを意識してしまうワタクシでありました。
こうなったらボヤボヤしていられません。先を急ぎましょう!(なんでやねん)
 ◎ 自転車選び ◎
サイクリング出発地点までは、車で10分程度の所まで移動します。

到着した場所には自転車がズラ~!と並んでおりました。この光景どこかで見たことがあるような・・・。そうそう、ソベックのラフティングの体験の時には、ラフティングのボートがラフティングスタート地点にズラ~と並んでおりましたっけね。

今回も、ズラ~っと並べております。やるな、ソベック。(なんでやねん)

ズラ~の中から、自分に合った自転車を選びます。

『ハッ!!!(ここまで来ておいて、なんですが)思い起こせば、ワタクシ、マウンテンバイクに乗ったことがなかったー!』
もうこうなったらフィーリングです。とか考えている間もなく、すぐに決めちゃいました。こう見えて結構即決派なワタクシです。ちょっと自慢です。

決めた自転車にまたがります。そして配られたグローブを装着です。ヘルメットは、NATOさんに付けてもらっちゃいました。(テヘッ) ヨッシャーやるで~!

しかし、日焼けを気にしたワタクシは、メットの下に帽子というスタイルで望んだ為、『え?農家の人?』 と同行バリチリスタッフにバカにされてしまいました。確かに・・・。(涙)
自転車を選んだ後は、NATOさんが真剣な顔で『はい~、じゃあ自転車の説明しますよ~!』と私たちに注意を呼びかけました。
『ナヌッ!説明!?』 そうです。マウンテンバイクには、ギアなるものがあり、それを使いこなさなくてはいけないということを改めて、知ってしまったワタクシでありました。突然の不安がやって参りました。
説明とは・・・。
・グループから離れない
・ガイドさんを抜かない
・車間を充分開ける
・左側通行を心がける
・デコボコ道には気をつける
・子供やイヌやニワトリなどがいたらベルを鳴らして合図しましょう
・子供たちから『オ~イ!』と手を振られても両手を離して運転するのは危険
などなどでありました。年配ドイツグループの皆様も、11歳と8歳の美人姉妹も各自ガイドさんの説明をフムフムと聞いてはりました。

そして、問題(?)のマウンテンバイクの乗り方であります。

【ギアについて】
ハンドルには2つのギアがついております。
左が前車輪、右が後車輪のギアであります。
登りと、平坦の走行- 両ギアとも大きい方の数字
下り- 両ギアとも小さい方の数字
ということで、坂のレベルに合わせて調節します。

【 ブレーキについて 】
後車輪のブレーキ(右ハンドル)を中心にゆっくり押えるのが基本です。前輪者のブレーキを急に強く押えると転倒の原因になります。

・・・・・う~ん・・・・・。

農家の人スタイルで挑むバリチリスタッフ2名。怪しいです。風貌も理解度も・・・。うむむ・・・。

しかし、とにかくスタートです。こうなったら、当たって砕けろです。レッツらゴーです!

走り出し始めから、すでに下り道で、頑張って漕ぐということはありませんでした。ラクチン、ラクチンとしばしゆっくり下っていく道を楽しみます。緊張もしだいにほぐれていくのでありました。
 ◎ 見所ポイント1 竹林 ◎
ほどなくして、見所ポイント①に到着であります。竹林であります。
竹って1日に2センチ伸びるんですって。スゴイ!成長期の子供のような気持ちよい成長率。4,5年もすれば家具などに使えるようにすっかり成長してしまうのだとか。たしかに、バリ島では竹で作られた家具がたくさんあります。バリ島らしいものといえば、闘鶏の鳥カゴなんてのもあります。

しかしながら、木のような長くてしっかりとした根っこを持たないため、風などで簡単に倒れてしまうとのこと。

バリ島でも、日本のようにタケノコを食べる習慣がありますが、最近ではアルマジロによって食い荒らされてしまい、収穫が難しい食料なのだとか。
う~ん、興味深い話です。
 ◎ 見所ポイント2 バリニーズガーデン ◎
次の見所は、普通の民家のお庭拝見であります。
なんと、この庭、一見すると 『緑が適当に無造作に伸びている庭』 なだけかと思いきや、いろいろな食られる植物がノビノビと秘かに育っている、夢のようなお庭なのであります。
パイナップル、パパイヤ、コーヒー、カカオ、かぼちゃ、マンダリンオレンジ、ナンカ、マメ、チリなどなどが、たわわに、何気なく、本当に何気なくそこらへんに無造作に実っているという感じでありました。これじゃまるで、天然の貯蔵庫じゃないっすか!食べたくなった庭からもぎ取ってくる・・・という感じです。さすがは、南国バリ島であります。
NATOさんは、ビンロウを包むシリーという葉っぱを噛んでおります。とても苦いというこの葉っぱ。試してみました。ちょっとピリピリするような、ハーブのような清涼感があるような風味に感じました。

それでは、バリニーズガーデンを後にして、再び出発であります。レッツらゴーです。

 ◎ 見所ポイント3 ヒンズー寺院 ◎
続いてストップした場所は、ヒンズー寺院です。バリの寺院についての説明をするNATOさん。
そして、美人姉妹の妹の方と、パパさん。
パパさんはシンガポール出身でママさんはスペイン人。一家でフランスに在住。
オォ~、なんてインターナショナルな家族。でも、今日は3人目の子供さんが熱があって、ママさんとホテルで待機しているのだそう。う~んしかし・・・可愛エエね。お母さん似かな~。
そうこうしてゆっくりしている間に、私たちよりも遅れて出発したはずの欧米人軍団がやって参りました。しかし彼らの肉体とサングラスを見ただけで、勝てる気が一気に萎えてしまったのでありました。(まだレースやと思ってるし)
さて、この後ですが、しばらく走ると、ソフトコースかハードコースのどちらを行きたいかとNATOさんに尋ねられ、迷わず、「ハードコース!」と根拠のない自信を持ちつつ、元気良く選択した私たち。
道のコンディションはソフトもハードももしかしたら変わらないかもしれませんが、ハードコースには、傾度45度くらいはあろうという100mほどの坂道が2本あり、これは本当にハードでした。ギアのありがたみをしみじみと感じたのでありました。

※ 何通りかの道筋があり、レベルに合わせて、ガイドさん自身で選んだり、いくつかの中から選択させてくれるようになっておりますので、お客様によってご案内するコースが異なります。ご了承ください。(見所ポイントは全ての方が通過いたします。)
道を走っていると、ハイタッチを求めてくるローカルの子供たちに総計50回くらいは遭遇いたしました。
しかし、1回、『オッシャー!』 とハイタッチに応じようと構えていたら、直前でスルっと手を降ろしててニヤっとしていたトリッキーないたずら坊主もおりました。でも・・・、まあ、それも良しです。可愛いもんです。
学校の前を通りかかりました。
何か食べていた女子たちがおりました。可愛いもんです。
 ◎ 見所ポイント4 ライステラス ◎
黄緑が美しく、豊かに穂をつけている道路脇の田園にて自転車をストップさせました。バリ島は、一毛作ではなく、3毛作、4毛作という場合が多く、ここで穫れるお米は、フィリピン米とのことだそうです。

実にのどかで美しい田園風景であります。

ただ、横からと前から見ると、『農家の人スタイル』 なワタクシの頭が、後ろから見ると妙な浮き上がり方をおり、更に、帽子のつばがおそ松君の『シェー』で御馴染みのイヤミみたいになっていたのが、我ながら無念であります。(知らんし)
この後はしばし走り続けます。「今からタンパクシリンです。大きい道で車が多いから気をつけてください。」とNATOさんから伝えられました。
風景がガランと変わり、タンパクシリンという町並みを走りぬけます。NATOさんの言う通り、大通りで、交通量が増える区間ですので、その辺だけ注意しましょう。田舎の自然の風景を眺めながらの今までと、ガラっと雰囲気が変わり、これはこれで楽しいものでした。車が多いといえども、南部リゾートエリアほどでもないので、田舎の大通りという趣でした。
 ◎ 見所ポイント5 民家 ◎
伝統的なバリの民家へやってきました。敷地内に、5棟ほどワンルームのお部屋が散らばっているというスタイルです。正確に言うと、散らばっているわけではなく、建物の方角と、そこに住む人などは密接に関係しているのであります。

しかし最近では、若者を中心にこのようなバリの伝統的な住まいに機能性や使い勝手の悪さ、そして何と言っても、核家族化、少子化、過疎化などの理由からか、普段バリ島に住んでいても見かけることが少ないように思います。

たかが民家、されど民家です。ここでは、バリの文化や生活、そして宗教観なども垣間見ることができるのでありました。

こちらが、毎日毎日外国人が入れ替わり立ち替わりやって来る家のおばあちゃんと、孫であります。
この子は、下の歯2本が映え始めた、めっちゃ笑ってくれる可愛い子でした。愛孫のその姿を見て、このおばあちゃんも、くしゃくしゃの顔をもっとくしゃくしゃにして、めちゃめちゃ嬉しそうに笑ってはったのが印象的でした。

 ◎ フィニッシュポイントに到着 ◎
フィニッシュポイントのペジェン村へ到着です。
ここで、冷たいおしぼりをもらって木陰で一休みです。ハ~、暑かったね~。頑張ったね~。
マウンテンサイクリング走行中の25キロ、陰ながら一緒に走っていてくれた伴奏者に乗り込んで、ランチのレストランへと移動となります。
 ◎ ランチタイム ◎
田んぼを望むレストランにて、ランチとなります。
ビュッフェスタイルのランチとなりますので、運動後の空腹なお腹にガッツリと頂いて元気を取り戻しましょう。
それでは、頂きま~す!

そうそう、写真に撮りそこねましたが、ピサンゴレン(バナナフリッター)がめちゃめちゃ美味しかったです。食後のデザートとして、ハチミツをたっぷりかけていただいてみてくださいまし。(って、朝と同じようなこと言うてるよ)

 ◎ 帰路 ◎
個人差はあれど、13:30-14:00には、ランチを食べ終わり、そろそろ帰りますか・・・。という雰囲気になります。
満腹になったら、帰路につきます。運転手さん、ガイドのNATOさんが送り届けてくれるのでした。
その後、オフィスに戻ったバリチリスタッフ。 「アレ!?筋肉痛が来ちゃったかも!」と、我先にと若さをアピールです。でも、さすがは下り道が多かったソベックのバトゥール・トレイル、筋肉痛に悩まされることもなく、無事1週間が経過いたしました。良かった、良かった。そんなこんなで本日は、運ガ良カッタ1日となりました。
◎ 体験を終えて ◎
ず~っと楽しみにしていたマウンテンサイクリング
何気に2年間くらい、『やりたいなー』 『気持ちいやろな~』 と、憧れつつも温存してしまっていたのが、このサイクリングの体験なのであります。しかしなぜかなかなか体験の機会に恵まれず、いたずらに月日が経過してしまっておりましたが、念願叶ってやっとこさ今回の体験に漕ぎつけることができたのでありました。
正直申しますと、日本人やアジアの旅行者よりは、ダントツに欧米人に人気のあるサイクリングというオプショナル。たぶん 『旅行に来てまで疲れにいくのなんて邪道だ。・・・イヤだ・・・。』 と思われている嫌いがあるのかもしれないと推測いたします。かく言うワタクシももし旅行者としてバリ島へ来ていれば見向きもしないかも知れないサイクリング。バリ島の住人だからこそ、住んでいる島の行った事がない所へ、バリ島内では乗った事のない自転車に乗っていろいろ見てみたいなどと、興味深かったのかも・・・とは、正直なところではあります。
基本的には下り道で、時々現れるハードな登り坂やデコボコ道はスリリングでエキサイティング!
時々道がきれいに舗装されていないポイントがあるので、そこはかなりスリリングでしたし、急斜面の登り道は、心臓破りで、ヨロヨロしつつ頑張りましたが、登れたり、登れなかったりで、久しぶりに顔を赤らめて歯を食いしばり、その反動で笑いが止まらなくなるような、楽しい一幕もありました。
しかしながら、コース全体的には、標高1,717mから下がってくるコースのため、ほとんど下り道で、ハードさは感じませんでした。
乗ってしまえば、カンタンだったマウンテンバイク
また、心配していたマウンテンバイクについてですが、ガイドさんが道の変化に合わせて、『大きい数字にして』 とか、『小さい数字にして』 とかの指示を出してくれるため、こちらも、心配するには及ばず、乗ってしまえば、難しいということは一切ありませんでした。
とにかく頭をカラッポにして楽しもう!
最初は欧米人を見ては、闘争心を燃やして、早く走ることを意識してしまっていた迂闊なワタクシ。しかし、グループごとのペースに合わせて、見所ポイントは外さないままで、いろいろな道が用意されているとのことですので、小さなお子様も、おじいちゃん、おばあちゃんまでサイクリングを楽しんでいました。そうです、頭をカラッポにして、バリ島の田舎道の25キロを存分に楽しんじゃいましょう!
この体験ルポは、2010年9月時点のものです。現在と内容が異なることがございます。ご了承ください。
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